食品ロスを減らすにはどうすればよいか
日本では、まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」が問題になっている。では、食品ロスを減らすにはどうすればよいのだろうか。
日本では、まだ食べられる食品が大量に捨てられている。国の推計によると、食品ロスは年間約470万トンにのぼり、その約半分は家庭から出ている。つまり、私たち一人ひとりの家庭での行動が大きく関わっているのである。
家庭で食品ロスが生まれる大きな原因は、消費者が賞味期限を「食べられなくなる期限」だと思い込み、期限が近い食品をすぐに捨ててしまうことだ。しかし実際には、賞味期限は「おいしく食べられる期限」であり、過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではない。正しい意味を知らないために、食べられる食品が捨てられているのである。
そこで私は、学校の授業で賞味期限と消費期限の違いを教えることを提案する。正しい知識を身につけた子どもが家で家族に伝えれば、家庭全体の意識が変わるはずだ。ただし、そのためには、教える先生自身が食品ロスについて学ぶ機会を設ける必要がある。
以上のことから、賞味期限の正しい意味を子どものうちから学ぶことが、食品ロスを減らすのに有効であると考える。